評価面談を終えて、改めて上司と「会社における評価って何だろうね」な会話をしました。
当たり前のことだけど、気づきが多く肝に銘じておかないとなと思うので記事にします。
一応自分がエンジニアなので「エンジニアの」ってタイトルをつけましたが、他業種でも多分一緒だと思う。
結局は合意形成
- 評価イベントは、評価される1人 対 評価する組織の「合意形成」イベントである。
- 自己評価がめっちゃ高かったとしても、それが評価される組織に正しく認識されていなければ昇給はしない
- 評価する主体は1人ではなく、評価する組織で評価される。
- 直属の上司がメインの評価者ではあるけど、最終決定権限を持っているわけではない。評価は組織の予算等によって調整がかかるもの。
- Gradeが上がるごとに「事業への貢献」が問われる
- ex. 「バックエンドとフロントエンドとインフラができる」だけでは評価されず、それを使って事業をどう手伝ったか、推進したかをアピールしないといけない
評価される側がやるべき努力
- 組織からの期待値をなるべく解像度高く認識する
- その期にやったことの実績集め、アピール
評価する側の努力
- 評価される人の実績を集める、認識する
- 業務都合上、自分だけでは認識できない場合は関係者から正しく情報を集める
- その上で、評価される人のアピールを代行する(組織に対して)
評価される側の態度、NG例
- (評価される人) Grade 3になるにはどうすればいいですか?
- (評価する人) 〇〇と〇〇と〇〇をやればいけると思う
- (評価される人) じゃあ今期それやるんで、Grade3にするって約束してくださいね
- (評価する人) それは無理...
なぜなら、評価する人のさらに向こう側にも意思決定者がいて、組織で決定しているものだから。
「それをなんとかするのが評価者(直属の上司)でしょ」って言う意見があるかもしれないけど、個人的にNo。その責任は上司には無いと思う。
まだ自分は評価する側の立場では無いけど、もしそうなった場合の備忘録として書いておきます。