最近、「ちっちゃいチーム編成を考える」経験をしました。
この記事では、「エンジニアのチーム編成する時ってこういうことも考えないといけないのか〜」という学びについて記載します。
特に育成の観点が自分の頭では抜けていたので、良い学びになりました。
前提
以下、現場で山根が「このボール取りまーす!」でトライしてみた課題。
- 15人程度の人を4チームに分ける(リーダーできる人が4人いるため)
- 経験やスキルは様々。
- スキル面(フロントに強い人、バッチに強い人、バックエンドに強い人...)
- 経験面(新卒1,2年目の人、中途正社員で即戦力の人、業務委託で即戦力の人...)
- 15人程度をまるっとマネジメントするのは現実的ではないので、ちっちゃいチームに分けることになった
- チームを分ける目的は主に育成。「スキル面ごちゃ混ぜなチームにして、サポートし合いながらフルスタックにできる人を少しでも増やしていく」
- 一方で、目の前の仕事もいっぱい降ってくるから育成だけ考えてもいられない。捌ける人には量を捌いてもらう
観点1: 育成も考える?もしくは考えない「傭兵部隊」で良い?
細かく分けたそのチームはなんのために存在するのか?を考えてみる。
例えば、
- 目の前のタスクをザーッと捌ければそれでOKな、「傭兵」部隊なのか
- タスクも捌くが、若手育成も期待されている、「道場」的な部隊なのか
みたいなことを定義しながら分けられるとベター。
観点2: 育成する時、誰が誰をサポートできそう?
メンバーをざっと見渡してみると、「教えることができる、スキル感のある人」と「教えられる対象となる、伸びしろたっぷりの人」が分けられると思います。
そのチームの目的に「育成」が含まれるならば、この2パターンの人を同じチームに入れておくとGoodですね。
山根の経験メモ
「ボール取りまーす!」って言った後の自分の動き
- 「とりあえずスキル面、経験面でごちゃ混ぜにしたら、なんかいい感じになるやろ」と考えて、全チームスキルの偏りがないように編成した
- 「叩き作る奴が偉い」という気持ちを元に、一旦作って皆様に叩いてもらう前提で提出した(かかった時間:2hほど)
- 別のリーダー層の方が上記のような「育成」も込みで考えた案を出してきてくださったので、どう考えてもそっちの方がベターだと判断し、そっちベースでみんなに叩いて貰うようにした
- 自分の思考全然足りてなかったことに気づいたので、この記事書く決意をした