【書評】「[改訂新版] 自分のペースでゆったり学ぶ TCP/IP」がインフラ学び直し入門にいい感じだった
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Webエンジニア向けに、インフラ方面の学び直しにGoodだった本を紹介します。
「実務でアプリケーションのコードばかり書いてるけど、インフラの知識が足りない気がする。基礎から学びなおす」と思い購入しました。
短い本なので、1日〜2日で読めます。
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こういう人が読むと良い
- ITエンジニアだけど、実務であまり扱わないから、TCP/TPとかネットワークとか忘れがちな人(プロトコルの名前とか、なんだっけ??となる)
- TCP/IPやネットワークの基礎を改めて理解したい人
- 学び直しのコストは小さくしたい人
ざっくり章立てイメージ
ざっくりまとめるとこんなことが書いてあります。
- インターネットとはなんぞや(OSI参照モデル -> TCP/IPモデル)
- TCP/IPのインターフェース層
- LAN/WAN, PPP, イーサネット
- TCP/IPのインターネット層
- IPアドレス、サブネット、ルーティング
- TCP/IPのトランスポート層
- TCP, UDP, ポート番号
- TCP/IPのアプリケーション層
- DNS, HTTP, POP, SMTP
- 全体感おさらい
Goodなところ
- ネットワークや通信技術が「郵便屋さん」に例えられつつ、話が進むので理解しやすい
- とある森の中でくまさんが歩いて配達するだけ=>「LAN」、森と森の間をつばめさんが飛んで配達する=>「WAN」、とか
こういう人には向かない
「向かない」というよりは、「追加で勉強し直す必要がある」という感じ。
- クラウドインフラと絡めて勉強したい人
- 実務で即使える知識を得たい人
まとめ
2024の年明けに読んでみたのですが、色々思い出せました。(TCPとUDPの違いってなんだっけ…??とか)
TCP/IPに限らず、忘れちゃった基礎は定期的に学び直していきたいですね。