時期逃した感あるけど、応用情報受けてきた【まだ遅くはない】
2023年4月21日実施の、応用情報技術者試験受けてきました。
この記事では、「ちょっとキャリア的に応用情報取るの遅れちゃってるけど、わざわざ勉強する時間も取れないし、受けるか迷うな〜」という方向けに、
- 試験受ける前の漠然とした焦り
- 試験勉強中のマインドセット
について語ります。
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この記事で伝えたいこと
- 「資格を受けるにはちょっと遅いな」と思っても、勇気出して応用情報受けるべし。
- 似たような気持ちの人はいる(例:ワイ)
- 受験の過程に意義を見つけよう
ちょっと受けるには遅いかもな…という焦り
Web上での応用情報技術者試験の立ち位置を見てると、「3~5年目以内に取っといて当たり前でしょ?」感を感じませんか?
応用情報技術者試験は入社後5年以内の合格を目標にしています。
日本工学院Webサイトより
(投稿者の方を批判する意図はありません!)
山根はエンジニア6年目なので、若干遅れてるんですよね。。
この温度感が正しいのか正しくないのかは置いておいて、こういった投稿を普段から見ていた山根が、今回の応用情報を受ける時の感覚としては、
[st-kaiwa1]今更取っても会社に貢献できるわけじゃないし、給料が上がるわけでもないしな〜。。[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa1]6年目なのに応用情報受かったとか言って社内申請したら笑われるんちゃうかな〜。。[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa1]でも今取っとかないとずっと時期逃しちゃうしな〜〜。。[/st-kaiwa1]
でした。
実際、会社や現場への直接的な貢献度としては微々たるものであって、大々的にアピールして評価を狙いに行くもんでもないと思います。
それでも受けるメリット
それでも、いろいろ悩んだ結果、29歳、エンジニア6年目の段階で、受験することを決めました。
その理由を以下に書きます。
家庭がある中で「勉強する時間を捻り出す」練習をしたい
アラサーにもなってくると家庭の時間ができたりして、「カフェインブチ込んで朝から晩まで仕事に没頭…」というわけにもいかなくなってきます。
折り合いをつけて、「この時間までは資格の勉強、この時間以降は家庭の時間!」という調整をしないといけません。
「仕事外でも調整とかしなきゃいけないんかよ…」みたいな気持ちはよく分かるのですが、どこかで決めないと一生スキルアップできないので、やるしかないです。
仮に子供ができたりするとこの板挟み感は加速していくと思うので、応用情報試験をネタに今時点で練習を積んでおきたいなと思いました。
DBスペシャリストの午前Iを端折るため
言わずもがなって感じですが、応用情報が取れると後続の高度情報技術試験で要らんことを勉強しなくて良くなります。
例えばDBスペシャリストの試験を受けるときに
[st-kaiwa1]午後試験ガンガン解いてデータモデリングの感覚身につけたいのに、並行してRAM/ROMの違いとか、監査に関する法律とか勉強するのだるい!!![/st-kaiwa1]
となったこと、皆さんもあるんじゃないでしょうか。
一回DBスペシャリストを直接取りに行こうとした時期があったので、山根はその時この感覚に陥りました。
2024秋はDBスペシャリストを受けようと思っていますが、一個ずつ集中して撃破していきたいので、事前準備として応用情報を今回受けた形になります。
一目で分かる成果が欲しい(精神安定剤)
山根は徐々に4,5人のエンジニアチームのリーダーを任せてもらえるような立場になっています。
それに伴い、仕事が徐々に抽象的になり、「何が成果なのか」を自分で決めたりすることが増えています。
こうなると
[st-kaiwa1]僕ってスキルアップできてるんか???[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa1]僕の仕事って合ってるんか???[/st-kaiwa1]
と不安な気持ちになってしまうことがあります。(今が過渡期なだけで、慣れたら不安なく進められるのかもしれません)
その時に資格というわかりやすい成果を背負えるようにしておくと、安心材料になるんじゃないかと思い、今回の受験に至っています。
資格だけを振りかざしてドヤ顔する気持ちは一切ないし、現場の中で揉まれて成果を出していくつもりではあるのですが、自分の中だけで持っておく「精神安定剤」としての価値が資格取得にはある気がしています。